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里山エッセイ



昨日の里山セミナーに参加しました

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fumicaです。
第6回里山セミナー「イタリア小さなまちの底力」に参加してきました。

まずは、6月にイタリアに旅行されたMさんの報告。240枚もの美しい写真に、訪れたこそ分かる最新情報つき。
ナポリの治安の悪さについては?。旅行者には、まだまだイメージが悪そう。
本文では、歩行者空間が実現し、かつてのように人々がどどっと繰り出すようになったとあるが・・・。車が進入しないと、犯罪も減る。治安が良くなると人々がショッピングを楽しむから、町ははなやかさを取り戻すと。
やはり訪れてみるしかないかなぁ~。

また、作者である陣内秀信氏は非機能的都市をすすめているのであるが、これが、実によくわかった。ヴェネツィアのゴンドラの荷物運搬しかり、カプリ島の青の洞窟観光もまたしかり。

つづいて建築家Nさんのスライド上映。
想像が難しい、たとえば、建築(大聖堂や鐘楼、回廊にお城など)や広場などの空間の財産に、誇りをもって受け継ぎ活用している様など、なるほどと思いました。中でもイタリアの建築家はリノベーションに力を注ぐというあたり、日本でもリフォームではなくてリノベーションという概念が定着すれば、美しい里山の風景の復活も近い?のかも。

会場にはイタリアに関する本もたくさん並べられ、イタリアの ”大きすぎない規模のサロンになる町” を理解するには十分の演出となりました。

また、

「イタリアにおける家族とは日曜祭日に一緒に食事をする人たちの範囲をさす」

とは、人類学者の宇田川妙子さんの定義だが、Tさんもイタリアの方にお招きにあずかった際のことを話してくれ、お家の中はきれいに掃除がゆきとどき、整理整頓されているそうだ。
やっぱりなぁ~。そうよねぇ。
じゃないと、上記の定義は成り立たないものねぇ。と、納得いたしました。

最後に「底力」とはナンでしょうと、問われました。

「イタリアの小さな地方都市がどうやって食べていけるのか?解き明かせば立派な博士論文だ」

という地中海学会の会長、桐敷真次郎の一文がありましたが、まさにソコでしょう。
日本のように派手な刺激や消費もないかわりに、落ち着いた厚みのある日常生活の中で、人々は充実した人生を送っている。
日本は合理性と機能性を追求した結果、空間をとことん近代化し、都市には闇がなくなり、どこにいっても均一化され、騒然とした都市になってしまった。本当に感動できる心から解放感を味わえる場所がない。
イタリアは、その土地の人間性、歴史や文化の蓄積にこだわり、人間の感性にぴったりあった質の高い生活環境をつくり、それが定着している。
平たくいえば、お年寄りに優しく、子どももノビノビ、よっぱらいにもgood!このあり方なんでしょうね。

かしこい住まい手になりたい私から、とっておきの一文を。

本来、住宅は自由な人生設計の場である。
どこへ、どのように住むかは、その人の人生哲学や美意識と結びつく。
その選択の幅が広いほど、多彩でダイナミックな社会といえるのではなかろうか。

陣内秀信 著 「イタリア 小さなまちの底力」 お薦めします。


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