ヘッダーをスキップ

ヘッダーエリア


コンテンツエリア

里山エッセイ



14ひきのおつきみ

NEC_0356.JPG
<いわむら かずお 著 『14ひきのおつきみ』 童心社 1,260円より>


あさって10月6日は中秋の名月だ。


人間以外の動物もお月見をするのかどうか、私には分からないが、いわむらかずおさんの絵本『14ひきのおつきみ』では、ねずみの家族が木の上に月見台をつくってお月見をする。


いわむらさんの「14ひきシリーズ」は、おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10匹の合わせて14匹のねずみの大家族の物語だ。森の中の豊かな自然の移ろいとともに、ねずみたちの生活がやわらかな描線と色合いで描き出されている。


いわむらさんの絵本のことを教えてくれたのは、絵本大好き人間のIさんだ。ご自分の家の設計を頼むとき、こんな家が理想なんですと、バージニア・リー・バートンの絵本『ちいさいおうち』をプレゼントしてくれた方だ。


そして、プレールームに絵本がいっぱい置けるIさんの家が完成し、いよいよ明日から引っ越しという日、Iさんは設計のお礼にと一冊の本をくださった。


それが、いわむらかずおさんの『14ひきのひっこし』だった。ねずみの大家族が、森の中の木の根っこを新しいすみかにするために、みんなが力を合わせて巣をつくり、引っ越すお話だ。


その絵本を読んで、私はIさん一家が新しい家を大切にし、みごとに住みこなしていくだろうと確信したのだった。


この「14ひきシリーズ」は、『おつきみ』『ひっこし』のほかにも『あさごはん』『さむいふゆ』など全部で11冊のすてきな絵本集になっている。表紙のカバーを外すと、何と別の絵が出てくるというのがうれしい。


満月の夜、木の上のお月見台で、14匹のねずみたちはおだんごやクリを食べながら、お月さんと楽しいお話をする。そして月の光を顔に受けながら「おつきさんありがとう、たくさんのみのりをありがとう、やさしいひかりをあれがとう」と祈るのであった。


さあ、私もねずみたちのように月に祈りをささげよう。「どうか徳島が、もっともっと美しい町になりますように。見苦しいラブホテルのサーチライトも、いつかはなくなるでしょう。やさしい光で、私たちを照らしつづけてください」。


建築家 野口政司(徳島新聞 夕刊10月4日より) http://www.topics.or.jp


▲ページのトップへ戻る


サイドナビゲーションエリア

SATOYAMA SNS 里山を語るコミュニティ

ログインe-mailアドレス、パスワードを入力

カテゴリー

バックナンバー

最近の記事

最近のコメント

RSS 2.0 ATOM 0.3

お問い合わせ

NPO法人 里山の風景をつくる会
〒770-8055
徳島市山城町東浜傍示28-53
TEL:088-655-1616
FAX:088-655-1632
E-mailinfo@enjoy-satoyama.jp

▲ページのトップに戻る


フッターエリア


Copyright©2006 Meeting that makes scenery of hometown mountain.All Rights reserved.