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里山エッセイ



吉野川で秋の準備

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こんばんは、fumicaです。

吉野川も、喘ぐような暑さがつづいてたのに、

いつの間にか、秋の準備が進行中です。


広い吉野川の空

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こんばんは fumicaです。

車を運転してたら、あまりに空がキレイなので、信号で止まった際、ケータイでパチリ。


処暑の吉野川

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こんばんは fumicaです。

サッと雨が降ると、川を渡る風のにおいも、夏のそれとは違ってきたような・・・


大山崎山荘美術館

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大山崎山荘美術館 パンフレットより 
 
 
 
なんという素晴らしい眺めだろう。山と川の奥行き感のある風景が目の前に広がる。
 
 
谷崎潤一郎が「蘆刈」の中で、大きな川の中州で月を見ていて
謎の男に出会ったのはあのあたりだろうか。
 
京都の男山八幡、石清水八幡宮のところで、木津川、宇治川、鴨川、
桂川の四つの川が出会い、淀川となって流れ下りていく。
 
 
その壮大な景色を眺めながら、
私は昔読んだ大好きな小説のシーンを思い出していた。

 
 
 
天王山の山すそ、山崎は、ちょうど京都と大阪の境にあり、
ポツンと昔のままに残されたような場所だ。

JR山崎駅のすぐ前に、千利休の茶室の完成型といわれる
二畳台目の妙喜庵待庵がある。
西の方へ少し坂道を上がると、藤井厚二の聴竹居が木立の中に
ひっそりとたたずんでいる。
 
そして、谷川をはさんだ北側の山を登ると、
稜線を生かした変化に富んだ庭園の木々の間に、大山崎山荘美術館が見えてくる。
 
チューダー様式の大山崎山荘の2階のバルコニーからの眺めは、
その日記録した40度近い暑さと、しばしの間、時の流れを忘れさせるものであった。
 
 
 
この山荘を自ら設計し、建てた実業家の加賀正太郎は、
若き日に訪れたイギリス、ウィンザー城から眺めたテムズの流れの記憶をもとに、
この建築を構想したという。

昭和初期の完成であるので、ちょうど、谷崎潤一郎が「蘆刈」を書いた頃(昭和7年)と
同時代といえるだろう。 

その大山崎山荘の姿を最大限生かしながら、
建築家、安藤忠雄がコンクリートの新美術館を増築している。
地中に埋められた増築部分は、「地中の宝石箱」と呼ばれ、
モネの「睡蓮」などの絵画が展示されている。
 
文化的価値がある建築に対しての再生、増築の好事例といえるであろうか。
 
 
私は、本館に展示されている河井寛次郎や
バーナード・リーチ、浜田庄司、黒田辰秋らの作品に心を引かれた。
それらは、このどっしりとした大山崎山荘にみごとに響きあっている。
 

 
「蘆刈」の最後の場面、お遊(ゆう)さんの館で、
お遊さんのひく琴の音にあわせて女たちが幽玄に舞う。

その姿が、幻のように私の心に浮かんでくる。
 
 
お盆の休みを利用して行った京都は、その夜見た大文字の送り火のように、
ほんの数日前のことが、ずっと昔のことであるような気がしてくる。
 
   
ほんとに不思議なまちである。
 
 

建築家 野口政司   2007年8月22日(水) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より


吉野川の稲穂もコウベをたれる

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こんばんは fumicaです。

徳島では、もう、稲刈りが済んだところもあります。

ここ吉野川下流の稲穂は、ぎっしり実っています。


36℃の吉野川

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こんばんは fumicaです。

熱中症になっては大変と、散歩を控えていました。

が、どーしても猛暑の吉野川を見たい!

空も川も、宇宙にとけたかのようでした。


建築家の幸せ

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議場内部.jpg

 
 
「日本のデュドックになりたい」。
 
 
倉敷の大原美術館やアイビースクエア(旧倉敷紡績工場の再生)を設計した
建築家・浦辺鎮太郎の口ぐせであった。
 
 
倉敷の町を代表する建築を造り上げ、
古い伝統的な町並みの魅力を現代によみがえらせた浦辺鎮太郎が、
心の底からあこがれたデュドックとは、どのような人であったのだろう。

 
10年程前、友人たちとヨーロッパを訪れた私は、途中からひとりになり、
オランダのある町を目指した。
どうしても見ておきたい建築があったのだ。

アムステルダムの南東25キロの所に、人口10万人程のヒルヴェルスムという小さな町がある。
その町の市庁舎が目的の建築であった。
 
 
小さな池のほとりにニレの樹が赤く染まり、その向こうに市庁舎は建っていた。
1930年竣工のその建築は、レンガ積みで重厚ではあるが、チャーミングで美しい。
青や金色のモザイクタイルがおしゃれで、色気があり、
とても70年前のものとは思えない。
 
私が訪れた時、市庁舎のギャラリーでは、
設計者であるデュドックの回顧展が開かれていた。
人生には、こんな幸運なことが本当にあるのだ。
 
 
そこには、建築家、ウィレム・マリヌス・デュドック(1884~1974)の代表作品の写真や
図面、模型、家具が展示されていた。

生涯に240あまりの建築を残したデュドックの作品のほとんどがヒルヴェルスムに
建てられた。学校、市営住宅などの公共建築を手がけたデュドックは、
この町の誇りでもあるようだ。
 
 
市庁舎の写真がプリントされたTシャツを着たボランティアの若者たちが、
エクスカーションのパンフレットを配っていた。
デュドックの建築を順番に廻れるようになっている。
 
 
結局3日間その町に滞在し、30以上の建築を歩いて見て廻った私は、
最後にもう一度市庁舎を訪れた。
建築はもとより家具から照明器具、時計まで心を込めて設計したデュドックのことが
私は大好きになっていたのだ。

会場には、彼が好きだったヘンデルの音楽が流れ、
お気に入りのワインがデュドックワインとして売られていた。
ワインのラベルには当然のように市庁舎の写真がつかわれている。
 
 
デュドックは、市民たちにいつまでも愛される最も幸せな建築家ではなかっただろうか。

浦辺鎮太郎の気持ちがしみじみと分かるような気がした。
 
 
ニレの樹の向こうの明るいレンガの建築が、今も私の心の中に建っている。


建築家 野口政司   2007年8月7日(火) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より


カニは吉野川の水たまりが好き

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こんばんは fumicaです。

水たまりに集まってきたカニのなかに、赤い爪の小さなシオマネキをみつけました。

北岸では、初めてです。

目を上げると、徳島市が近くにありました。



台風がカスっていった吉野川

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こんばんは fumicaです。

みなさんがお住いのところでは、被害はありませんでしたか?

今日の吉野川は、濁っていて、たくさんの大きい、小さい、流木が流れていました。

鉄橋を、イモムシみたいにかわいいディーゼル機関車が、通過して行きます。


かいほう 会報 快報!

木漏れ日とセミの大合唱の中庭.jpg
 
 
ただいま四国には台風が接近中!

外は大嵐ですが、みなさまいかがお過ごしですか?

昨日、里山の風景をつくる会会報17号を、無事発行いたしました。
もうお手元に届きましたでしょうか?

え? まだですか?
それならきっと今頃、嵐の中を、郵便屋さんががんばっていらっしゃるはずです

お手元に届いた方は、
異国の壮大な風景、新築のお披露目写真、里山にまつわる素敵な情報などを
ゆっくりお楽しみください
外は危ないですからね、おうちでゆっくりとどうぞ。

 
 
P.S: 外は雨ですので、写真くらい快晴でいきましょう
 
    ここは、里山の事務局の中庭。
    大きな木にはセミの大合唱!
    こんなところから里山の家の設計図たちは巣立っていきます
 
    ほっと、深呼吸。


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NPO法人 里山の風景をつくる会
〒770-8055
徳島市山城町東浜傍示28-53
TEL:088-655-1616
FAX:088-655-1632
E-mailinfo@enjoy-satoyama.jp

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