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里山エッセイ



2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 4

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お待たせいたしました。長い時間かかって、里山一行はようやく
今回の旅のいちばんのイベントである、杉の大木がそびえる山へ
伐採の現場にたどり着きました。

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こちらが、山のことを私たちに教えてくれる
森の伝道者、田岡秀昭さんです。
木のこと、伐採のこと、ここだけでなく日本の山の現状と未来について
ていねいな言葉で伝えてくれます。
田岡さんは、私たちのNPOの理事も務められています。
  
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いよいよ、この大きな木を切るのです。
樹齢80歳。 山では80年生と呼びます。
今、山を管理している人々の、何代も何代も前のご先祖が
未来のわたしたちのことを思って、植えてくれた木です。
 
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大地を這う根に楔を入れていきます。
 
ゆっくりと傾き始めた大木は、そのスピードを徐々に増し、
 
枝が空を切る、その音。 聴こえますか?
 
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幹の裂ける音、 しなる枝の梢がおこした風の音、

大地に倒れた衝撃が地鳴となって、
山肌に立つわたしたちの体に響きます。
 
山間に少しの間こだました音が、過ぎ去った後には
大きな大きな静寂が訪れました。
 
それは、80年という時間の長さを感じるには充分なものでした。

大人もこどもも、皆一様に、ただ ただ、おごそかな、
あたたかいとも、悲しいともいえる不思議な気持ちで
こころがいっぱいになりました。


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あんなに大きいと思えた木が、ワイヤーで吊るされて 空を飛びます。
 
「あっ、空飛ぶキリンだ」 と、こどもたちが指をさします。
 
高い山の中で育った木々は、こうやって山を下り、
人里に住む わたしたちの元へと運ばれるのです。
 
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倒された木の根っこ。
一年一年の年輪がみえました。80年かけて、山を守る人々が
心をこめて育てた証です。
 
「これを、わずか30年で使い捨てているのが、日本の住宅の現状です。」 と
田岡さんは、教えてくれました。
 
この一輪一輪に、あなたは何を思いますか?
 
まず、できることから。
わたしたちは、始めなければなりません。
 
 
(2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 5につづく。次回はたぶん年内に・・・!)


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