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里山エッセイ



追伸 原秀樹徳島市長様

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四国地方は梅雨が明けたようで、連日30度を越える暑さが続いています。
 
 
この7月3日に、市役所主催の新町西地区再開発の説明会が行われました。

夜7時から9時までの予定が、11時を過ぎるころまでかかり、
それも休憩なしだったので、ほんとうにくたくたになりました。
おそらく、質問に答え続けた市の担当者の疲労は
極限に達していたのではないでしょうか。

 
 
けれども、多くの人の意見を生の声で聞くのはなかなかいいものでした。
 
自らの存在をかけて、というと大げさですが、
思いをこめて語るその言葉には、心に響くものがありました。
 
  「このままではそごうが撤退して、徳島の中心市街地が消滅してしまう、
   何とかこの事業を起爆剤に」。
 
  「大切な眉山の景観が失われてしまうのはやりきれない」。
 
  「財政危機宣言をしている中で、このような大事業をして大丈夫なのか」。
 
 

しかし、いかにも残念だったのは、4時間にも及ぶ説明会の中心話題が、
あなたの不在についてであったことです。
 
  「市長は、市民の代表である議員の方々にちゃんと説明しましたので、
   今日の説明会には出席しません」。

市の担当者が同じ答えをくり返します。
 
 
原市長は、どこかの消防団の飲み会に行っている、
という情報が会場にもたらされると、
参加していた市民たちは深いタメ息をついたのでした。
 
「リーダー(あるじ)の不在」、私はなんともやりきれない気持ちでした。
 
 
今回の計画に対して様々な疑問や不安を抱く市民は数多くいます。
その人たちの考えを聞き、それをときほぐす。
西新町の再開発という大きなプロジェクトを行うことで、
これからの徳島をどうしようと考えているのか、
それを直接市民に語る最良の機会をあなたは自ら手放してしまったのです。
 
市民に対して直接語りかけることのできない市長を私たちはもってしまった。
 
市民はこう思ったかも知れません。
あなたは大きな選択ミスをしたのではないでしょうか。
 
 
説明会で、あなたのかわりに必死になって、事業の説明をし、
疑問に答えようとした市役所の職員の方々にも、
同じような思いが広まっていくのでは・・・。
 
思い過ごしでなければよいのですが。
 
 
Bizan 037.jpg

 
建築家 野口政司   2008年 7月10日(木) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より
 
 


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