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里山エッセイ



東雲の空に

はつひので.jpg
 
 
 
大晦日日本列島は大雪と暴風に見舞われた。
嵐の中に2010年の新年は明けた。
明けた東雲の空を茜色に染めて太陽が上った。
 
「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている。」
司馬遼太郎「坂の上の雲」の冒頭の言葉が浮かんだ。
新年となり、日本という国は
開化期ならぬ改革期を迎えているのではないか、と思う。

 
 
そんな大それたことではなくても、
新年には一年の抱負を語ることになるのだが、抱負の第一は吉野川。
吉野川にとっての一大事は、どんな事でも黙っていられない。
中でも10年前の住民投票は何ものにも代え難く、
民主主義をわが身で体験した決定的な瞬間だった。
 
 
思えば私は民主主義の申し子、戦後すぐに小学生となり、
中学、高校と進んでいく中で民主主義という言葉が氾濫した。
それを聞く度に、何か変革がもたらされていくような明るい気持になった。
平等主義、個人の自由、少数意見の尊重、人権・・・
難しい定義は別として、言えば、
「自分が聞いて、自分が考えて、自分が発言して、それらを集めれば事は成る」
と理解していた。
 
どこかで聞いたような?
 
自分たちのことは自分たちで決めよう。
10年前の住民投票実現の合い言葉ではないか!
 
 
実は1月11日、 全国の住民投票にくわしく、
常に民主主義の最前線に立つジャ-ナリストの今井 一さんから、
「吉野川の住民投票がはじまりだった!」という話を聞こうとしている
(あわぎんホ-ル 1時半)。
自分たちで決めた”はじまり”を10年経った今、
どこにつなげていけばいいのかを、若い人たちを交えて語り合ってみようとしている。
語り合いの先に「10年目の1.23」-第十~流域~民主主義-の
本イベント(教育会館 1時)がある。
 
 
徳島を変えた熱き意思を次代の若い人たちに自分の言葉できっちりと伝えたい。
人生の先を行くものは誰でも、自分の過去と現在とを坩堝に入れて
新しい未来を錬金し伝達していかねばならないと思う。
 
この一年幸せ溢れる年であれ、虎の雄叫びのように強き年であれ、
東雲の空を仰いで願いは尽きない。                      
 
 
問い合わせ先 NPO里山の風景をつくる会
TEL 088-655-1616 FAX 088-655-1632
 
 
 
 
里山の風景をつくる会 理事 
地球温暖化を考える-市民アクション2009-徳島代表  八木正江
2010年 1月 6日(水) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より


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