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里山エッセイ



「生きもの遍路」展

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むむ?またまた生物多様性、知れば知るほどなるほどと納得できる事ばかり、
どうにかしてお伝えしたいと思うものの書けば書くほどややこしくなる。
そんな悩みを一挙に吹き払うようなイベントがあったのだが、
見ていただけただろうか。 


25、26両日文化の森21世紀館で開かれた
「とくしまの自然と生きもの遍路」という展示会である。
生物多様性とくしま会議が主催、
市民アクション徳島などに属す23団体が出展した。
間近に迫っている名古屋での生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の
プレイベントでもあった。
真っ赤なカニのぬいぐるみが人目をひいて、生きものの折り紙おじさんも登場、
吉野川の恵み青のりの香りにも感動、楽しくてためになる展示会だった。


活動を始めて10年、20年、驚いたことに45年という所もあり、
どの展示にも、うまずたゆまずこつこつと活動を続けてきた熱意があふれていた。
展示は、森から吉野川河口まで、あたかも川が旅するように流れていて
(もっとも、実際には自由自在に行き来していたが)、
頑張っている人たちがいるんだとその多様性に驚いた。


入り口に掲げられた呼びかけ文
 「いのちの巡り、生きもの遍路。
 生きとし生けるものすべてが歌を奏でられるよう、
 いのちのハ-モニ-を奏でられるよう、
 循環と共生と持続可能をキ-ワ-ドに、
 徳島の自然と生きものをどのように未来にのこしていけるのか、
 ごいっしょに考えましょう。」


誰言うともなく言い出してイベント名が、いのちの巡り、生きもの遍路。
私は、当番をそっちのけにしてぐるぐると会場を回り、足を止め、熱心な説明を聞き、
頭も心もおなかいっぱいになることができた。


人も動物も植物も、大地も大地を潤す水も大気も共生の輪を成す。
共生という“結界”をこれ以上踏みにじってしまわないよう、
生物多様性を維持していくためにこれからもできる努力を続けたい。


COP10議長国として、「生態系10年で集中保存」との前原大臣の演説もあり、
ようやくCOP10へのうねりが見えるようになった。
今回のこの展示会がうねりの波につながることを願っている。


里山の風景をつくる会 理事 
地球温暖化を考える-市民アクション2010-徳島代表  八木正江
2010年9月29日(水) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より 

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光の造景

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                           photo by 和田賢一
刻々と移っていく光の造景。
こんな朝焼けで一日が始まるのなら
早起きしようと思います。

                  こんぺいとう


マユタテアカネ

IMG_0061+++マユタテアカネ♂・花房鶴熊.JPG
         photo by  曽良 寛武

黒くて太い眉がトレードマークだから、マユタテアカネ。
にらめっこしたら、負けそうです。
でも、なんて胴の色のきれいなこと。
青い空を背景に、さぞ絵になるだろう。
この秋、あなたに会えるかな?

                       こんぺいとう


吉野川をラムサ-ルに!

露草色の明るい青地に白いくりぬきの文字。
真夏の太陽の下数本ののぼりがひらひらと風に揺れて、
遠くからでも「ラムサ-ル署名だ!」と一目瞭然。

市民団体「吉野川ラムサ-ルネットワ-ク」(7月27日設立)が
「吉野川河口域をラムサ-ル条約登録湿地にしよう」と呼びかけている署名の活動は、
今、県内外を問わず広がり始めている。

去る8月24日環境省で候補地検討会が開かれた。
ロビー活動が大事と毎回東京の会議にかけつけたメンバー、
かたずをのんで結果や如何?と情報を待ち受けた。
まだひとつも登録地のない四国だが、
その四国で今回7ヶ所、全国で192ヶ所が選定候補地に決定した。
吉野川ももちろんである。

ラムサ-ル条約は国際条約だから、登録にこぎ着けるには
国際基準1から基準8までの厳しいハ-ドルを越えねばならない。
今回吉野川にとってチャンスだったのは、
河口域が国際的にも重要な湿地だよ、と認められたことである。
自然度の高い河口域環境、動物植物魚類いずれも種や稀少種が多いこと等、
国際基準はすべてクリアした。
市民団体(学術団体や行政機関も)の人たちが何年も地道に観察し
積み重ねた記録が生きようとしている。

その上で登録決定を実現させるには何が足りない? 
それは吉野川を保全し、賢く利用し続けたいという市民の意思である。
駅前での署名にはいくつものエピソード、
高校生や中学生の若い人たちが気軽にペンを走らせる。
吉野川の雄大さに感動したと県外一家も、
全国行脚途中の函館の男性も、
はつらつとした女性の活動ぶりにハ-トが騒いだという信州の男性からは
励ましの手紙も届いた。
一筆一筆が吉野川への思いをつなぎ人をつなぐ。


里山の風景をつくる会 理事 
地球温暖化を考える-市民アクション2010-徳島代表  八木正江
2010年9月11日(土) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より    


つらなる鳥

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                   つらなる鳥 photo by 和田賢一

ねぐらの森を飛び立ち、鳥たちはどこに向かっているのでしょう。


9月7日のNHK「クローズアップ現代」をごらんになりましたか?
タイトルは「日本の森林が買われていく」。
日本の森林が外国資本に買われている実態について
報道されていました。

水と空気のゆりかごである森林が
有望な金融商品としてマネーゲームの対象になっているそうです。
いったん買われてしまうと、農地のような規制はなく
乱開発されても止める術がありません。

今、杉の価格はピーク時の4分の1。
林業不振に加え林業従事者の高齢化が進み、
九州では1h20万円で森林を手放すケースもあったとか。
植林、下草刈り、間伐、枝打ち・・・
どれだけの手と年月が森を育てたのかを考えると
あまりにも悲しくなる値です。

森林からのめぐみをいつまでも持続して利用していくために
私たちはどうすればいいのか。
はかりしれないほど深刻な問題です。
                            こんぺいとう
                              


沼津の空

枕草子.JPG
 
 「紫だちたる雲」とはこういう色ですか、清少納言さん?
                                photo by 和田 賢一


早朝の御用邸 .JPG


9月になって

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朝夕、少しだけしのぎやすくなりました。
空や花も澄んだきれいな色です。
畳のところまで日差しがはいるようになって
長すぎた夏もそろそろ終わる兆し。
人にも植物にもお疲れさま!と声かけたい心境です。
 
                      こんぺいとう
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