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里山エッセイ



加藤登紀子さん歌う

誰にも手の届かない、そんな遠くに唐突に行ってしまうなんて、
それはないです姫野さん! 
そしてもうこの後にことばが続かないのですが、
でも、でも、私は今、どうしても自分に言い聞かせておかねばならない事があるのです。
それを周りの人たちにも伝え、生きる縁にしたいと思うのです。
いっぱい、いっぱいお世話になったのに、
お礼の一つも言えないうちに逝ってしまわれた姫野さんへの、
それをせめてもの餞にさせて下さい。


その日10月4日は待ちに待った加藤登紀子45周年おめでとうコンサ-トの日でしたね。
一本また一本と若者が投げ入れた深紅のバラが入り口を飾り、
登紀子さんが歌うステ-ジのバックにも100万本の真っ赤なバラが広がっていました。
どこにいるの? どこで聞いているの?

両手を広げ祈るがごとくに遠くを見つめ、また深々と頭を垂れ、
湧き上がりほとばしる感情を歌に込めた登紀子さんが、
歌いながらずっとそう問い掛けているように見えました。
「今までに何度も吉野川のシンポジウムに徳島を訪れ、
必ず歌った曲はレボリュ-ション.。
それを最後に歌います!」
それは姫野さんにささげられた最高の賛歌でした。
続いて川ガキが歌いました。
川は僕らの友だち、川は僕らの未来。
姫野さん、こんなにもたくさんの若い人たちが育っています。


志を同じくした登紀子さんの思いがひしと伝わる、感動のコンサ-トでした。
最後の実行委員会で、若い人たちがてきぱきと会を進めていくのを
姫野さんはじっと見守っておられましたね。
その真意を理解できます。
いつだって、国を動かすようなそんな難しい局面だって、
何が肝心のことなのか、何が欠けてはいけないのか、
何を譲ってはいけないのか、それを声高にではなく、
身をもって私たちに指し示し続けたのが姫野さんでした。


吉野川から次なるすべてに陣を敷き、
それらを統べるはるかな高みへと昇華した姫野さん、
10年前を今に、今を未来へ、
そんな姫野さんの「意思」を伝え続ける語り部にならなければと思います。  


里山の風景をつくる会 理事 
地球温暖化を考える-市民アクション2010-徳島代表  八木正江
2010年10月14日(木) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より 
                                   



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