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里山エッセイ



語り部のような柿の木

白い秋明菊が楚々と咲き、
空き地にギシギシの花が色づくと
日増しに秋が深くなる。
「ばあちゃんがお嫁に来た時植えた柿の木が、
今年もたわわに実をつけた」と知人。
桃、栗3年柿8年、
子どもに孫にお腹いっぱいに食べさせたいと
祈りの気持を込めて植えた柿の木。
豊作に家族が笑顔し隣近所にもおすそ分け。
つながりの安心感。
自然は未来からの預かり物、
笑顔の中で学んでいた。


自然の恵みは子々孫々に残していかねばならぬ。
どうしたらいいのか、と
その課題を探す生物多様性タウンミ-ティングは
9月初旬、汗だくの季節に始まり、
明日23日の牟岐会場(川部会)で最後となる。
一人でも多くの人たちから意見や提言を集めようと、
東から西へ、北から南へ県下9ヶ所を駆け抜け、
緊張しつつも充実した2ヶ月だった。


生物多様性とくしま会議のスタッフ一同、
始めはどのようにして
会場をいっぱいにしたら良いものか途方に暮れたが、
人が自然に行きたくなるように、
人が人を呼ぶ機運を作り出していった。


「川・海・汽水域」「奥山・里山」「まち・里」
3部会のどことも多くの人が集まり、
参加者は驚くほどに熱くなった。
主催者としてうれしい限りだ。


小さなグル-プに分かれ、自由に思うことを手繰って行く
「ワ-クショップ」という手法には不思議な力があった。
その地に暮らし、その地を良く知った人だから、
一人一人が語り部になれた。
紡ぎ出された智恵や思いを書いたポストイットカ-ドが
満開の花と咲いた。


総勢何人の人たちから、
いくつの意見が語られたのか。
驚くほどの数字になろう。


肝心なのはこれから、その生かし方である。
来年度制定の「生物多様性とくしま地域戦略」の中に
有機的に組み込んで、
コミュニティの共同財産として
使えるものにしていこうとしている。

 
明日は最後、
「食べて、遊んで、子どもに継がせられる川・海」を
テ-マとして開かれる。
牟岐の青い海を見ながら楽しく語り合いたい。

会場は牟岐町海の総合文化センタ-で午後1時半から。

       
      
       
       八木正江

                        里山の風景をつくる会 理事 
       地球温暖化を考える-市民アクション2011-徳島代表  

        2011年10月22日(土) 徳島新聞夕刊 「ぞめき」より


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