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里山エッセイ



四国の森づくり in 徳島 2013 に参加して

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秋晴れの10月12・13日、那賀川上流の相生で
四国4県の人たちが集まって森のことを考える
「四国の森づくり in 徳島 2013」 が開催されました。
分科会は4つの班に分かれ、
里山の会が参加した2つの班の報告をします。


第1班「搬出間伐・木材市場 現場見学」         

まず木頭森林組合の横石土場に案内され、
森林組合の方から説明を受けました。

木材単価は20年前の1/3に下落しており、
県内の木材消費量の半分が県内産、1/4が県外、
残り1/4が輸入材だそうです。
森に木はうなるほどあるけれど、
急峻なゆえに路網をつけるのにもいろんな問題があり、
労働不足も相まって供給目標高になかなか
追いつけない状態だそうです。

その労働力不足を補うために採用された
次世代林業の機械3点1セットの活躍する
山中の間伐現場にも行きました。
ここの材は“間伐材=価値のない材”ではなく立派な材木です。
搬出作業を3人の若者がテキパキとすすめていました。
この機械セットは4200万円もしますが、
若者の仕事場にもなるなど採用する価値はあるそうです。

森の現状を現場でお話しいただきよい体験ができました。
若い人たちが森で働く様子も見られ、
低迷する林業にちょっと光が射してくるような気がしています。

                        里山の風景をつくる会       
                         理事  津嘉山郁子

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第4班「山のシカの食害を考える」 
             
第65回正倉院展に行った。
そして鹿の図案の多いことに今さらながらに驚いた。
「鹿草木夾纈屏風 」を初め、
大和琴の上部と側面に、献物台の土敷きの文様に。
鹿は今よりずっと身近な動物であったのだろう。

分科会第4班は「山のシカの食害を考える」がテーマで、
高知の四国自然史化学センターの金城芳典氏によって
シカの生態学を学び、多すぎる現在の鹿は、
明治期に捕り過ぎて減ったために行った
保護策の結果であったことを知った。

また、徳島自然保護協会の森本先生は、
鹿の天敵の狼の絶滅によって鹿が増えすぎているので、
犬を野犬化すれば…との策が提示された。
それを実践しているという方の報告も
強烈な印象(犬に食事させず鹿を襲わせる)であったが、
三嶺の自然を守る会の暮石氏からの
鹿フェンスや樹木ガード(鹿の届く高さに保護ネットを巻いていく)で
山や木を守っていく苦労談を聞くと、良策に思えた。
またハンターの数の減少や高齢化も鹿を減らせない要因と知った。

すがすがしい朝の林で、
鹿によって崩壊の進む山の惨状を学んだ一日であった。

                            里山の風景をつくる会
                               理事  河野眞理


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