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里山エッセイ



蛍舞う水車の風景~小松島市田浦町西原

水車1のコピー.jpg

コトンコトン、ギィ~ 水車のまわる音が
水しぶきにはじかれるように瑞々しく響きます。
ここは、田んぼ探検隊「赤腹イモリを捕まえよう」で
お世話になっている北野さんの田んぼのあるところ。
勝浦川から引いた水路にいくつもの水車がまわり、
田んぼに水を入れていきます。

今年も5月終わりに生きもの観察会を開きました。
お世話くださったのは、ツルをよぶお米の生産者北野政美さん。
北野さんはこの地に生まれ80年になります。
田浦の田園風景をこよなく愛し、
この風景を守るために農業はやめられない、と
お米、みかん、アスパラなどを育てています。
平成元年より地域の仲間とともに上王子特質米生産組合を立ち上げ
19年にモミの温湯殺菌処理をすることで
有機米にまで生産技術を向上させました。
みんなで協力して水車を維持管理し、
ホタルの棲める環境づくりや冬みず田んぼにも取り組み、
今はお米の有機JAS取得を目指しています。

この時期、年に一度だけ水車の掛け替えをするために
数時間勝浦川からの取水をストップする間、
地域の子どもたちが水路に入って魚取りをする恒例行事や
地域ぐるみの蛍祭りが行われます。
また収穫の秋には田浦の4つの神社が
屋台を出して秋祭りを盛り上げます。
一昨年には北野さんの田んぼのお米が新嘗祭に献上されることとなり、
氏神様である上王子神社の神主さんと氏子である仲間たちが
古式ゆかしく稲刈りをしました。

これらの取り組みは、この地域に人が住み農を営むことで可能となり、
祭りなどの風習や地域のつながりが受け継がれ、
そうして立ち現われるのがこの田浦の里山の風景なのです。

そばを流れる勝浦川の河原は鳥たちの格好の棲家となり、
数年前にはコウノトリも舞い降りてきました。
多様な生きものを育みながら田畑を耕し、
自然と人の共生社会が持続していくために、
近郊に住む私たちがどのような役目を担えるのか、
それを学ぶのが、田んぼ探検隊です。


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〒770-8055
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